よくある質問
毛細血管スコープGOKO Bsacn-ZDは毛細血管にすぐピントが合うようですが、オートフォーカスですか?
本製品はマニュアルフォーカス方式を採用しています。毛細血管は奥行きが異なるため、オートフォーカスでは超高倍率で観察したい毛細血管に適切にピントを合わせることが困難です。また、髪の毛や皮膚表面の微細なゴミにピントが合ってしまうリスクもあります。
GOKO
Bscan-ZDは、血流スコープとしての精度を追求し、素早く正確に毛細血管の血流を観察できるように設計されています。前世代モデルと比較して被写界深度が約10%向上し、深さの異なる血管を幅広く捉えます。さらに、光学的な拡大により毛細血管の血流や白血球の流れを超高倍率で鮮明に観察可能です。
毛細血管スコープGOKO Bscanシリーズでは血流を数値化できますか?
はい、可能です。
GOKO Bscan-ZD(GOKO Bscan-ZAも同様です)はPCに接続し、標準付属のソフト「GOKO
Measure」で静止画や動画を保存できます。また、オプションのソフト「GOKO-VIP」を使用すると血流速度の数値化が可能です。さらに、高機能画像処理ソフト「GOKO Measure
Plus」を利用すれば、血管の形状解析、毛細血管画像のパノラマ合成、クリックカウント(本数計測)も行うことができます。
血流観察・測定を求める研究者や医療関係者にも最適な血流スコープです。
指先や爪郭部以外の血流を観察できますか?
はい、可能です。GOKO Bscanシリーズはスタンドからカメラを取り外すことで全身の血流観察が可能です。例えば、以下の部位の毛細血管・血流を観察できます。
- 頭皮(前頭部、頭頂部、後頭部)
- 腕や脚の皮膚
- 舌、歯肉、口腔内粘膜
- 美容目的での肌の血流観察(シミ・くすみ・アンチエイジング)
さらに、オプションの無反射キャップ(特許出願中)を使用することで、LED光の反射を抑え、よりクリアな血流観察が可能です。
毛細血管スコープは健康食品の効果検証に利用できますか?
はい、可能です。血流測定は健康食品やサプリメントの研究・開発に活用されています。GOKO
Bscanシリーズでは、サプリメント摂取前後の毛細血管の血流速度や血管拡張の変化を視覚的に確認でき、健康食品業界の研究機関や大学の臨床試験でも使用されています。
「血流ケア」や「生活習慣病予防」に関する研究でも、血流観察機器としての活用が進んでいます。
毛細血管の観察がしやすい部位と難しい部位はどこですか?
観察しやすい部位:
- 指先・爪郭部(リウマチ膠原病患者及び糖尿病患者の血流測定研究にも使用されています)
- 腕・脚・頬など皮膚の薄い部分
観察が難しい部位:
- 角質が特に厚い部位(かかと等)
- 毛髪が多い部位(特に頭皮はオプションの無反射キャップを推奨)
動物の骨格筋の血流測定を行い、運動前後の血流変化を研究する際にも利用されています。
GOKO Bscanシリーズの血流スコープは美容やアンチエイジングにも使えますか?
はい、可能です。「美容 × 血流測定」の分野で注目されており、エステサロンや化粧品メーカーでも導入されています。
特に、肌のシミと血流の関係に関する研究が進んでおり、シミができやすい部位では血流が活発であるケースが報告されています。本製品を使用することで、血流の状態をリアルタイムで確認しながら美容対策が可能です。
血流スコープは全身性強皮症(SSc)の研究に使えますか?
はい。GOKO Bscanシリーズは、全身性強皮症の微小循環異常(Nailfold Video Capillaroscopy, NVC)研究で活用されています。
本製品では、毛細血管の形態変化や血流速度の低下を高倍率で観察できるため、SScや自己免疫疾患の研究に最適です。
運動後の血流変化を測定できますか?
はい、可能です。GOKO Bscanシリーズは「運動 × 血流測定」に活用されており、運動前後の血流変化をリアルタイムで観察できます。
スポーツ科学やリハビリテーション、骨格筋の血流解析に適しており、アスリートのコンディションチェックにも利用されています。