手ブレ一切なし&深い被写界深度のマクロ撮影を簡単に実現
一眼レフマクロ撮影専用交換レンズLM-2(エスカルゴ)の発売について
GOKOカメラ株式会社(川崎市/後藤正社長)は2004年6月21日、自社ブランド「マクロマックス」シリーズ(※)より、「手ブレ一切なし」で「深い被写界深度」のマクロ撮影を誰でも簡単に実現できる一眼レフ交換レンズ「LM-2(エスカルゴ)」を発売します。
レンズから伸びた二本の触角状アンテナの先端が撮影範囲とピント位置を分かりやすく示してくれるため、ファインダーを覗きながらのピント合わせが不要。高所や足元のマクロ撮影時にも大変便利です。アンテナは伸縮させることによって二種類の倍率(結像面倍率0.50倍/0.25倍)に対応します。
被写界深度が深いため、アンテナ先端をおよその被写体位置に合わせるだけでピントの合ったマクロ撮影を簡単に実現します(0.50倍時にはアンテナ先端の手前約1cmから先2cmまで。0.25倍時にはアンテナ先端の手前約1cmから先5cmまでが合焦範囲となります)。
専用ストロボで撮影し手ブレが一切起こらないため、風に揺れる花や動きの早い小動物の接写など趣味の分野をはじめ、患部の拡大写真などの医療分野や部品検査記録にも非常に便利。外部照明や三脚をセッティングする必要もありません。ニコン、キヤノンEOS、ペンタックスKの三種類のマウントに対応します。いずれもデジタル・銀塩両一眼レフに使用可能です。オープン価格。店頭ではストロボ付の税込価格で五万五千円弱となる見込みです。
今後、口腔写真などの専門分野に特化したバージョンを更に追加予定。
【新製品の主な特長】
・手ブレが一切起こらないため、三脚が不要。
専用ストロボで撮影するため、手ブレが一切起こりません。カメラマン・被写体のいずれが動いていても常に手ブレのない写真を撮ることができます。風に揺れる花や動き回る動物など、固定しにくい被写体の撮影も非常に簡単です。三脚や外部照明をセッティングする必要がないため、皮膚や患部など医療目的の撮影にも適しています。
・二本の触角状アンテナで距離と範囲を確認。ファインダーを覗く必要がありません。
レンズから伸びた二本の触角状アンテナが撮影範囲とピント位置の目安になります。その独特の形状から「エスカルゴ」という愛称が付けられました。二本のアンテナをおよその被写体位置に合わせるだけでピントの合ったマクロ撮影を簡単に実現。ファインダーを覗く必要がありません。手ブレが起こらないため、片手での撮影が可能。高い所や足元に咲く花などのマクロ撮影にも大変便利です。
・倍率は二種類の切替式
・ウルトラマクロモード:結像面(フィルム・CCD)倍率0.5倍
・スーパーマクロモード:結像面(フィルム・CCD)倍率0.25倍
二本のツノを伸縮させることにより、二種類それぞれの撮影モードにおける撮影距離・ピント位置の目安として対応させることができます。
・深い被写界深度
被写界深度の深いマクロ撮影を実現。以下の範囲内であればピントの合った撮影が可能です。
・ウルトラマクロモード:ツノの先端からレンズ側に約1cm、被写体側に約2cm
・スーパーマクロモード:ツノの先端からレンズ側に約1cm、被写体側に約5cm
ピントの合う位置が広いため、証拠物品などの記録にも適しています。
・デジタル・銀塩の両方に対応。
デジタル/銀塩の両一眼レフに対応します。二本のツノの幅を開閉させることにより、それぞれの撮影可能サイズの目安として対応させることができます。
・対応マウント
ニコン、キヤノンEOSシリーズ、ペンタックスKシリーズの三種類をご用意。その他のマウントについてもご相談に応じます。
・ファインダーを覗いて撮影することももちろん可能
ファインダーを覗かずに撮影するのがLM-2の通常撮影方法ですが、ファインダーを覗いて撮影することももちろん可能です。レンズ横につけられた「絞り開閉ボタン」を指で押しながら覗くことにより、絞りを開けた明るい状態でファインダーを確認することが可能です(シャッターを押すときには絞り開閉ボタンから指を離します)。また、二本のアンテナを取りはずしてレンズのみで撮影することもできます。
※【マクロマックス・シリーズとは】
「マクロマックス」シリーズとは、あらゆるマクロ撮影/観察の簡便化をめざすGOKOカメラの自社ブランドです。以下の3シリーズにより構成されています。
1)一眼レフ交換レンズ・シリーズ
2)マクロビューア・シリーズ(液晶電子ビューア)
3)コンパクトカメラ・シリーズ
ニュースリリースに記載されている情報は発売日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがありますのであらかじめご了承下さい。